第四次調査3日目(8月25日)

昨日は発掘調査三日目昨日までは石材のプロ集団である長崎県石材加工組合青年部の皆さまと、過去三回の調査でボランティア参加いただいた千々石ミゲル研究・顕彰会の皆さまにご支援いただきましたが、本日からは遺跡発掘調査のプロであるオリエントアイエヌジーさんにお任せしての発掘調査となりました。

2017年の第三次調査で埋め戻した部分の一部を掘り出すことと、左側未掘削部分の表土除去の続きです。
第三次調査の埋め戻し部分は、ほぼ真砂土埋設部分まで掘削しました。未掘削部分の表土辞去も順調に進み、第三次調査で出土したのと同様の大型の礫層が見えてきました。

今日の天気は曇りで、時々風が吹く、いわば発掘日和ですが、気温は30度を超えますので、熱中症予防の休憩、水分補給、塩飴などの対応は欠かせません。

左が昨日の作業終了時の写真です。調査前の写真と比較してみて欲しいのですが、右側が石積基壇の上に墓石があったところ。左側の石積基壇の外側に大規模な礫層が見いだされました。4年前の第三次調査で見られた、写真右端辺りの埋葬施設の上部とほぼ同じような礫層です。
明日からが楽しみです。