第四次調査18日目(9月14日)

9月14日火曜日。朝起きたときから風雨が激しく嵐のようで、現場も同様でした。

作業環境の整備を行いますが、風雨はさらに激しく、ブルーシートがはためき、雨が降り込み、水がしみ出してくるので、発掘作業と作業環境整備を並行します。毎回のことながら副代表の町田氏のご指示のもと、環境整備がてきぱきと進みました。昼前には雨も落ち着き、風も収まってきました。14日は出土したご遺骨の周囲を掘り下げて形状を明らかにするとともに、木棺跡と思われる範囲全体を掘り下げていきます。

息の詰まる作業が続き、現場は頑張っていただいています。

① 風雨が激しいところから、養生のブルーシートを掛けたままで朝礼と体操。但し、ラジオ体操第一をフルバージョンで行うには狭いので、生田担当による指導で簡易的体操となります。

② 写真ではわかりませんが、外は風雨激しく、テントを覆うブルーシートが飛ばされそうです。竹を使って補強をしている所です。

③ さらに細かい作業となっているので、新たな電源を引いて照明を増やします。これらは作業環境の改善と共に、記録写真の撮影にも必要なこととなります。

④ 13日まではくっきりと見えた山並みが、ほとんど見えないくらいの、一面の雲となっています。墓所と数十メートルの高度差だと思うのですが。

⑤ 14日も研究者の方々が視察にお出でになりました。

⑥ 作業終業時の現場です。厳重な風雨対策が一目でわかる方と思います。町田副代表の指示でてきぱきと進みます。向かいの山には低い雲に覆われていますが、雨は止んでいます。